発表によりますと、ワークマンの昨年度1年間の決算は、売り上げにあたる営業総収入が1326億円で過去最高を更新したものの、最終的な利益は159億円で前の年度より4%減って2年連続で減少しました。

メーカーの商品の値上げや新商品の投入などで単価が上がった一方、円安の影響を受け、海外で生産し、輸入している大半のプライベートブランドで仕入れコストが上昇したことが要因だとしています。

そのうえで、今年度の販売戦略について、円安傾向が長期化しているとして作業着や軍手など27品目について値上げすることを決め、これ以外にも値上げを検討する方針を明らかにしました。

会見で、小濱英之社長は「価格を上げることで一気に売り上げが上がるかというと、そう簡単にはいかないと思うので、より価値を伝えられるようにしながら、お客様が納得してもらえるような商品の提供をしていきたい」と述べました。

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