新興国向け小口融資の五常・アンド・カンパニー(東京・渋谷)は23日、東欧・カフカス地域のジョージアの銀行「JSC Credo Bank」(JSCクレドバンク)に出資したと発表した。2023年12月時点で総資産25億ラリ(約1400億円)がある銀行で、中小零細事業者がアクセスしやすい少額融資を手掛けている。
五常はJSCクレドバンクの発行済み株式の16.8%を取得した。出資額は非公表。JSCクレドバンクは94の拠点を通じ、48万人以上の顧客にビジネスローンや個人向けローンなどを提供している。五常は出資をきっかけに、中央アジアやコーカサス地域でより多くの人々が金融サービスにアクセスできる「金融包摂」を実現する考えだ。
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