新電力大手のイーレックスは20日、JR東日本から出資を受けると発表した。JR東に第三者割当増資で約20億円相当の株式を発行する。得た資金は再生可能エネルギー電源の管理委託業務や蓄電池の導入など、国内の脱炭素事業への投資に使う。
払込期日は2025年1月14日で、JR東の保有比率は4.67%と第5位の株主となる予定だ。イーレックスはJR東が持つ風力や太陽光などの再生エネ電源をまとめて管理する「アグリゲーション」事業を検討するほか、国内の蓄電池事業などに資金を使う。25年3月期の業績への影響は軽微としている。
イーレックスは新電力事業のほか、国内外でバイオマス発電所の開発などを手掛ける。5月にはJFEエンジニアリングや戸田建設などからも資金調達し、第三者割当増資で118億円相当の株式を発行した。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。