日本建設業連合会(日建連、東京・中央)は20日、宮本洋一会長(清水建設会長、77)を再任する人事を発表した。任期は2027年5月までの2年間で、今回で3期目に入る。建設業界での労働者の処遇改善や働き方改革に引き続き取り組む。
25年5月9日の理事会での承認を経て正式に決定する。押味至一副会長・土木本部長(鹿島会長、75)および蓮輪賢治副会長・建築本部長(大林組社長兼最高経営責任者、71)も続投する。
建設業界では24年4月に残業時間の上限規制が導入され、24年6月に建設従事者の賃上げや働き方改革を促す改正建設業法が成立した。労働者の処遇改善に関する法令整備などが今後も進み、労務費の基準を巡る議論なども重要になる。
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