【北京共同】中国人民銀行(中央銀行)は20日、企業向け貸出金利の目安となる「ローンプライムレート(貸出基礎金利、LPR)」の1年物を3.10%で据え置いた。住宅ローン金利の基準となるLPRの5年物も3.60%で維持した。いずれも据え置きは2カ月連続。
中国共産党・政府は12日まで開いた中央経済工作会議で、2025年は「適度に緩和的」な金融政策を実施する方針を決めた。景気刺激のため今後もタイミングを見極めながら利下げなど緩和策を実施するとみられる。
LPRは主要銀行が優良顧客に提示する金利を基に、人民銀が毎月算出して公表している。
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