日銀は19日までの2日間、金融政策決定会合を開き、追加の利上げを見送ることを決めました。

これを受けて、東京外国為替市場では、日本とアメリカの金利差は縮まりにくいという観測から、円を売ってドルを買う動きが進み、円相場はおよそ1か月ぶりに一時1ドル=155円台まで値下がりしています。

市場関係者は「アメリカのFRB=連邦準備制度理事会が18日までに開いた会合で、来年の利下げのペースは従来の想定より緩やかになるという見通しを示したことも円安ドル高が進む要因の1つとなっている。投資家の間では日銀の植田総裁がきょう午後開く会見で今後の金融政策についてどのような発言をするかに関心が高まっている」と話しています。

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