サッポロHD次期社長に内定した時松浩氏

サッポロホールディングス(HD)は18日、時松浩常務グループ執行役員(62)が社長に昇格する人事を発表した。2025年3月の定時株主総会での承認を得て就任する。尾賀真城社長(66)は特別顧問に就く。同社は2026年を最終年とする中期経営計画を掲げており、直近の2年間で収益が改善したことを受け、経営体制を一新する。

社長交代は17年1月以来、約8年ぶり。時松氏はHD傘下のサッポロビールの社長も兼務する。野瀬裕之社長(61)はサッポロビールの会長に就く。

現在時松氏が兼務している飲料事業会社のポッカサッポロフード&ビバレッジの社長には同社の佐藤雅志取締役常務執行役員(57)が昇格する。

時松 浩氏(ときまつ・ひろし)84年(昭59)慶大商卒、江崎グリコ入社。91年サッポロビール(現サッポロHD)入社。2019年サッポロ不動産開発社長。23年から現職。大分県出身

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