日銀が18日発表した2024年7~9月期の資金循環統計(速報)によると、9月末時点で個人(家計部門)が保有する金融資産の残高は2179兆円だった。前年同月末と比べると2.8%増。ただ、日銀による追加利上げ後の株安や円高の影響で過去最高だった6月末からは落ち込み、8四半期ぶりに減少した。

個人金融資産残高は、1月に始まった新しい少額投資非課税制度(NISA)や、日経平均株価の史上最高値更新など株価の上昇基調を背景に、6月末まで6期連続で過去最高を更新していた。

1万円札(AFP時事)

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