18日の東京株式市場で、日産自動車株が買い気配で始まり、制限値幅の上限(ストップ高水準)となる前日比80円(24%)高の417円60銭で寄り付いた。ホンダと経営統合の協議に入ると伝わり、業績回復への期待感などから買いが先行した。ホンダ株は財務の悪化を懸念する見方が広がり、前日の終値(1283円50銭)を下回り推移している。
日産は同日午前8時40分、「当社とホンダ、三菱自動車は各社の強みを持ち合い、将来的に協業について様々な検討を行っている」と適時開示を通じてコメントした。ホンダも同様のコメントを出した。
東京証券取引所は午前8時20分に日産自動車の株式を売買停止にすると発表した。日産のコメントを受けて取引開始前の午前8時56分に解除した。
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