山崎製パンは7日、7月1日出荷分から食事パンと菓子パンの一部を平均で7.2%値上げすると発表した。対象はレーズンやチョコレートを使用した12商品。レーズンとチョコレートの原材料であるカカオ豆の生産地がいずれも天候不順で仕入れ価格が急騰しているため。
主力の食事パン「レーズンゴールド」や「ルヴァンレーズンバターロール」など7品、菓子パン「ホワイトデニッシュショコラ」など5品を値上げする。同社の広報は「(レーズンやチョコレートの)使用量が多いものや販売状況を見て値上げする商品は12品に絞った」と話す。このほかエネルギーコストや物流費の上昇分も価格に反映する。
【関連記事】
- ・山崎製パン、値上げで純利益2倍 24年1〜3月期
- ・5月の食品値上げ417品目、平均3割高 オリーブ油など
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。