損害保険ジャパンによりますと、新潟県上越市の保険代理店に勤めていた78歳の女性従業員が、2002年以降、保険証券を偽造する手口で23人の顧客から、保険料の名目で合わせておよそ8000万円を不正に受け取っていたということです。

この従業員は、不正が発覚する前のことし8月に代理店を退職したということで、後任の従業員が顧客からの相談を受けて不正に気付いたということです。

損害保険ジャパンは、警察に相談するとともに、被害にあった顧客に対して個別に対応を進めていて、「ご迷惑、ご心配をおかけしていることを心よりおわび申し上げます」とコメントしています。

一方、損害保険大手の東京海上日動火災保険も11月29日に、46歳の代理店の従業員が1600万円余りの保険料をだましとっていたことを明らかにし、代理店の従業員による不正が相次いでいます。

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