9月に日本で承認されたコロナワクチン「コスタイベ筋注用」

明治ホールディングス傘下のMeiji Seikaファルマは16日、新型コロナウイルス感染症の変異型に対応したワクチンについて、欧州で販売承認勧告が出されたと発表した。欧州委員会(EC)が承認の可否について最終的な判断を下す。認められれば日本以外で初めての承認となる。

欧州連合(EU)で新薬を評価する欧州医薬品委員会(CHMP)が12日付で承認を勧告した。これを受けてECは67日間以内に結論を出す。

日本では「コスタイベ筋注用」として9月に承認された。mRNA(メッセンジャーRNA)を改良したワクチンで、定期接種の対象となっている。これまで実施した臨床試験(治験)では有効性や安全性が確認されたとしている。

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