建設業の加賀田組(新潟市)は馬場康・常務執行役員営業本部長(65)が代表取締役兼社長執行役員に昇格する人事を発表した。10日の取締役会で決定した。25日に開催する定時株主総会と取締役会を経て正式決定し、同日付で就任する予定。市村稿・代表取締役兼社長執行役員(65)は相談役に、前田建設工業の関本昌吾顧問(67)が取締役兼会長執行役員に就く。
加賀田組は人事の狙いについて「2025年5月に創業130周年を迎えるにあたり、新経営体制のもとでデジタルトランスフォーメーション(DX)、ICT(情報通信技術)活用による情報化施工の推進、持続可能な開発目標(SDGs)など経営の諸課題解決に取り組む」としている。
馬場康氏(ばば・やすし) 新潟市出身。1983年東洋大学法学部卒業、加賀田組入社。東京支店営業部長、執行役員営業本部副本部長(東京在住)などを経て23年12月から現職。
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