連合と経済同友会は12日、東京都内で幹部同士の懇談会を開き、高い賃上げの実現を目指すことや、会社員らに扶養されているパートの主婦らが保険料を負担せず年金を受給できる「第3号被保険者制度」の廃止に向けた取り組みを進めることを、共通認識として確認した。
懇談会で連合の芳野友子会長は、直近2年間で高い賃上げが実現し「ぜひ共通の認識に立って、2025年春闘では賃上げの流れを巡航軌道にのせるための真摯な議論が各労使間で行われることを期待している」と述べた。
経済同友会の新浪剛史代表幹事(サントリーホールディングス社長)は「3年連続賃上げ実現を目指していきたい」と応じた。
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