鍋物がおいしい季節がやってきた。手軽で便利な鍋つゆは外食店監修の商品が人気ジャンルになっている。大相撲元大関のちゃんこ鍋店、根強いファンの多い家系ラーメン店、全国チェーンのカレー店とさまざまな味が楽しめる。いずれも3~4人前で薄めなくていいストレートタイプだ。(共同通信=出井隆裕記者)
イチビキ(名古屋市)は「ストレートちゃんこ霧島監修ちゃんこ鍋スープ」の販売を8月から始めた。東京・両国にある元大関霧島の人気ちゃんこ鍋店とのコラボだ。鶏がら豚骨スープに、しょうゆ、みそ、塩をバランスよく合わせ、あっさりながらもこくのある特製スープを再現した。希望小売価格は462円。
ミツカン(愛知県半田市)は「家系総本山吉村家監修 横浜豚骨醤油鍋つゆ」を8月に新発売した。全国からファンが訪れる横浜市にある創業50年の有名ラーメン店との共同開発。しょうゆのきれとこく、鶏油の香りを再現した濃厚な味わいが楽しめる。「家族で楽しめる家系鍋を目指した」と担当者。参考小売価格は416円。
ダイショーは「CoCo壱番屋監修 カレー鍋スープ」を今シーズン向けにリニューアルして8月に発売した。ポークとチキンのうまみに、16種類の香辛料の風味をきかせ、新たに炒めタマネギを加えてこく深い味わいに仕上げた。全国チェーンのカレー店の監修で「チーズカレー鍋スープ」もある。両方とも希望小売価格は378円。(いずれも価格は変動する場合があります)
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