アルゼンチンのミレイ大統領(ゲッティ=共同)

 【ブエノスアイレス共同】アルゼンチンの国家統計院は11日、11月のインフレ率が前月比2.4%だったと発表した。高インフレが長期化して深刻な経済危機に陥る中で昨年12月にミレイ大統領が就任して以降、最も低い上昇率となった。

 昨年12月は25.5%だったものの、その後縮小傾向が鮮明となり、10月には2.7%で約3年ぶりに2%台になっていた。アルゼンチン経済を苦しめた高インフレ脱却への道筋が見えつつある。

 11月の前年同月比は166.0%となり、7カ月連続で縮小した。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。