【ニューヨーク共同】カナダ銀行(中央銀行)は11日、経済成長が鈍化傾向にあるなどとして、政策金利を0・5%引き下げ、3・25%にすると発表した。利下げは5会合連続。  カナダ銀は声明で「インフレ率は2%前後で経済は供給過剰にある」と指摘。最近の経済指標が「予測よりも成長が緩やかになっていることを示している」と利下げ理由を説明した。  トランプ次期米政権がカナダからの対米輸出品に新たな関税を課す可能性があることも、経済の不透明要因に挙げた。

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