アパレル大手のワールドは2025年春にも衣料品などのリユース店「RAGTAG(ラグタグ)」をタイに出店する。初の海外出店となる。タイ財閥で消費財大手のサハ・グループと合弁で設立する新会社が運営する。東南アジアを開拓し、海外展開の足がかりとする。
11日、サハ・グループと10日に合弁契約を結んだと発表した。新会社は12月中に設立する。資本金は9000万タイバーツ(約4億円)。ワールドが49%を出資し連結子会社とする。ワールドが経営管理や店舗設計、マーケティングなどを担い、サハ・グループは人事・経理などを担う。
ラグタグはワールド傘下のティンパンアレイ(東京・品川)が運営している。国内に23店を展開している。24年3月から2カ月半、バンコクで期間限定店を開業してニーズを把握しており「タイにおける二次流通の可能性を得た」(ワールド)としている。
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