gumiが11日発表した2024年5〜10月期の連結決算は、最終損益が5億9900万円の黒字(前年同期は14億円の赤字)だった。スマートフォン向けゲームでは既存タイトルの広告費を減らしたほか、採算が見込めないタイトルの開発中止などで開発費も減った。保有する暗号資産(仮想通貨)の値上がりで、評価益9億7900万円を営業外収益に計上した。
売上高は6%減の54億円だった。主力のモバイルオンラインゲーム事業は、採算が悪化したタイトルの配信終了で同事業の売上高は42億円と24%減った。ゲームなどが好調だったブロックチェーン事業の伸びで補えなかった。
25年4月期通期の業績予想は「事業環境は短期的な変化が激しい」として公表していない。
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