西部ガスホールディングスは新たな会員制サービス「SAIBU LAND（サイブランド）」を12月から始めたと発表した。都市ガスや電気をはじめ、グループの事業を利用すると独自のポイント「マイル」がたまる。傘下の中華料理店で使える食事券や米ネット通販大手アマゾン・ドット・コムのギフトカードなどに交換できる。
入会費や年会費は無料。対話アプリ「LINE」を利用していれば誰でも入れる。同アプリを通じて専用サイトにアクセスする。IDやパスワードは不要だ。契約者には毎月マイルを付与するほか、求められるミッションを達成したり友達を紹介したりしてもたまる。
同社には若年層やファミリー層との関わりが薄いという課題意識があった。新たな会員制サービスで幅広い顧客との接点を増やし、グループ内での相互送客も強化する。会員は足元では3000人ほどという。まず2024年度内に1万人の加入を目指す。
- 【関連記事】西部ガスHDが独自ポイント 中華や温浴、グループ活用
鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。
