中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の日本法人は6日、自動で血圧を測定する機能を搭載したスマートウオッチを国内で販売すると発表した。高血圧の診断を受けている人や、健康に関心の高い30代以上の会社員らの需要を見込む。
「HUAWEI WATCH(ファーウェイ ウォッチ) D2 ウェアラブル血圧計」を販売する。6日からカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)グループが運営するクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」で先行受注を開始した。2025年2月中旬から発送する。
今後、家電量販店などでの販売も検討しており、価格は6万280円を想定している。
本体に小さなポンプを内蔵しており、空気を送り込んでベルト部分を膨らませることで装着部を圧迫して、1分程度で血圧を測る。約30分や約60分など一定の間隔で血圧を自動で計測する機能を搭載した。日常生活のなかでの血圧の変化を捉えやすくなる。
高血圧は心臓や脳などの多臓器疾患を引き起こすリスクがある。日本人は約3分の1の割合で高血圧患者がいるとされており、ファーウェイは日常的に血圧を測定し健康状態を把握するニーズがあるとみている。
日中の血圧計測機能では、日本の管理医療機器の認定を受けた。そのほか睡眠中の血圧を自動で計測する機能や、心拍数、血中酸素レベルを計測する機能などもある。
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