6日の東京外国為替市場では、午前10時半ごろ「韓国の与党の代表が大統領の早急な職務執行停止が必要だと判断する」と述べたと伝わると、円相場では一時、韓国の通貨ウォンが売られ、急速に円が買われる展開となりました。
また、円はドルに対して1ドル=150円台前半で取り引きされていましたが、これにつられる形で円が買われ、149円台後半まで円高ドル安が進みました。
ただ、その後はウォンが買い戻されるなど、韓国の政治情勢をきっかけに円相場は荒い値動きとなっています。
市場関係者は「韓国の政治情勢への警戒感が高まっているようだ。外国為替市場では、リスクを避けようと比較的安全な資産とみられている円を買おうという投資家が増えている」と話しています。
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