日本自動車工業会(自工会)が5日発表した11月の国内二輪出荷台数は、前年同月比13%減の2万8136台だった。マイナスは11カ月連続。アウトドアブームの一巡に加えて電動アシスト自転車などのシェアリングサービスが拡充しており、バイクの需要は低迷が続く。
排気量別でみると、軽二輪車(125cc超250cc以下)は35%減の3415台と、減少率が最も大きかった。小型二輪車(250cc超)が7%減の5594台、原付き2種(50cc超125cc以下)は25%減の1万163台だった。
原付き1種(50cc以下)は前年同月が少なかった反動で、21%増の8964台だった。ホンダは原付き1種「スーパーカブ50」の最終モデルを12月12日に発売予定で、出荷台数が増える可能性もある。同モデルの受注期間はすでに終了している。
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