メルカリは5日から8日まで、短時間の単発の仕事「スポットワーク」の体験ができる施設を東京都新宿区で開く。中華料理店を模した施設で皿洗いといった業務を10分間体験すると対価として食事ができる。事業者の繁忙期となる年末年始に向けてスポットワーク仲介サービスの認知を広げる。
施設名は「お金で払えない中華飯店」。JR新宿駅前のイベントスペース「サナギ新宿」(東京・新宿)で開く。入場料は無料。
体験できる業務は全部で5種類用意した。店内で接客や皿洗いをする「ホール&キッチン」、店外での「ティッシュ配り」と「看板持ち」「着ぐるみで宣伝」に加えて、SNSにお店を投稿する「インフルエンサー」からなる。
体験したい人は受付で好きな業務を選んでタイムカードを受け取り、打刻後業務に入る。10分間働きタイムカードに再び打刻すると体験者は食事の引換券を受け取れる。料理はチャーハンや五目焼きそばといった5種類から選んで食べられる。
メルカリは3月からスポットワーク仲介サービス「メルカリ ハロ」を始め、登録者は10月までに800万人を突破した。説明会に登壇した太田麻未執行役員は「面接や履歴書が不要で未経験で働けることや、すぐに対価を受け取れる便利さを体験してもらいたい」と話した。
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