トヨタが9月に生産再開した「ヤリスクロス」

日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が5日発表した11月の車名別の国内新車販売で、トヨタ自動車の「ヤリス」が2カ月連続で首位だった。乗用車の新車販売に占める電気自動車(EV)は前年同月比22%減の5041台で13カ月連続で前年割れだった。

ヤリスは11%増の1万8808台だった。6月に公表した認証不正で停止していた「ヤリスクロス」の生産を9月に再開し、10月に23年7月以来15カ月ぶりに首位に立っていた。2位はホンダの軽自動車「N-BOX」で、15%減の1万8028台だった。3位はトヨタ「カローラ」で22%増の1万6193台だった。

乗用車の新車販売に占めるEVの割合は1.5%で前年同月から0.4ポイント下がった。EV販売首位の日産の軽「サクラ」が36%減の1731台だったことなどが影響した。

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