小林製薬の紅こうじサプリメントによる健康被害で、大株主の香港の投資ファンド「オアシス・マネジメント」が小林製薬に、創業家出身の小林一雅元会長らに対する損害賠償請求訴訟を起こすよう要求したことが分かった。一雅氏ら当時の経営陣7人に計約100億円の賠償を求めている。

 小林製薬によると、オアシスは11月下旬に請求した。訴訟対象は紅こうじ問題が発覚した際の取締役会のメンバーで、一雅氏、小林章浩前社長、山根聡社長、企業統治の専門家である伊藤邦雄一橋大名誉教授ら社外取締役4人という。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。