日本玩具協会(東京・墨田)と東京玩具人形協同組合(東京・台東)は3日、子どもや孫に贈りたい玩具を投票する「クリスマスおもちゃ2024 人気投票」の結果を発表した。1位は人工知能(AI)で学習メニューを提案する「ドラえもんAIパソコン(バンダイ)」、2位は野菜の収穫が疑似体験できる「きって!ほって!ぬいて!とれたてアンパンマン農園(アガツマ、東京・台東)」と上位はデジタルトイや体験型玩具が目立った。
玩具業界誌「月刊トイジャーナル」が運営するサイト内で、11月1日から28日まで一般消費者からの投票を受け付けた。「日本おもちゃ大賞2024」で大賞・優秀賞を受賞した44点の玩具を対象とした。大人1人につき、クリスマスプレゼントをあげる対象となる子供や孫の人数分を投票できる。投票総数は4585票だった。
23年は日常の様子を動画撮影してSNSなどで発信する「Vlog(ブイログ)」のカメラ型玩具「#バズゅCam(カム)」が1位だった。
3位にセガフェイブの「ePICO たいけん100エディション」など、体験型玩具も上位に食い込んだ。日本玩具協会の担当者は「子どもの非認知能力を伸ばそうとする世情を反映しているのでは」と話す。
東京玩具人形協同組合の戸所正信副理事長は3日の記者会見で「一昨年、昨年はカードゲームの人気が強かった。今年はジャンルや対象年齢が幅広いのが特徴だ」と述べた。
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