「氷見応援割」は、能登半島地震を受けて富山県氷見市が独自に始めたもので、宿泊予約サイト「楽天トラベル」を通じて対象となる市内のホテルや民宿を予約することで、最大1万円を補助しています。

2日からこの応援割を利用して宿泊できるようになり、氷見市内の民宿には、早速、県外などから多くの観光客が訪れました。

この民宿では、応援割を利用して宿泊予約できるようになった11月25日から予約数が伸びてきていて、12月はほぼ満室になったということです。

氷見市によりますと、ことしの宿泊者数は去年と比べて増加しているものの、これには災害ボランティアの宿泊分も含まれていることから、市では観光客数の回復も進めたいとしています。

名古屋市から友人と訪れた70代の男性は「寒ブリを楽しみに来ましたが、観光で少しでも地域の応援につながってほしいです」と話していました。

氷見市の民宿の竹岸絵美さんは「地震でお客さんが落ち込んだ時期もありましたが、応援割が始まり予約が殺到してありがたいです。寒ブリがシーズンなので、たくさんの人に食べていただいて、氷見の観光を楽しんでほしいです」と話していました。

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