大阪、京都、神戸の各市にある主要百貨店9店舗が2日発表した11月の売上高(速報値)は、8店舗が前年同月を上回った。気温低下でコートやブルゾンなど秋冬向け衣料の販売が伸びた。
阪急うめだ本店(大阪市北区、メンズ館含む)が前年同月比14%増だった。免税売上高が約4割伸びるなどインバウンド(訪日外国人)客向けが好調を維持している。あべのハルカス近鉄本店(大阪市阿倍野区)も2%増だった。
一方唯一の減収だったのは阪神梅田本店(大阪市北区)で前年同月を21%下回った。プロ野球・阪神タイガースの日本一セールがあった前年の反動が出た。
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