29日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで上昇し、一時1ドル=149円54銭を付けた。10月下旬以来、約1カ月ぶりの円高ドル安水準。米連邦準備制度理事会(FRB)が12月に追加利下げを決めるとの観測から、ドル売り円買いの動きが優勢だった。総務省が朝方発表した東京都区部の生鮮食品を除く消費者物価指数が市場予想を上回ったことも材料視された。

 午後5時現在は前日比1円77銭円高ドル安の1ドル=149円98銭~150円00銭。ユーロは1円23銭円高ユーロ安の1ユーロ=158円67~71銭。

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