大手電力10社が28日発表した12月使用分(来年1月請求)の標準家庭向け料金によると、横ばいの関西を除く9社が値下がりする。火力発電の燃料となる石炭や液化天然ガス(LNG)の輸入価格が下落したためで、9社の下げ幅は5~104円。都市ガス4社もLNG価格の下落で35~46円それぞれ下がる。  電気料金が最も高いのは沖縄の9463円で、九州の7548円が最安値。都市ガスは東邦の6723円が最高値で、東京の5902円が最も安い。  政府は酷暑対策として10月使用分まで3カ月間復活させた電気・都市ガス料金を抑える補助を終えた。補助金がない分、11~12月使用分の価格は上昇した。

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