セブン&アイ・ホールディングス傘下のイトーヨーカ堂の店舗の看板=2月、東京都内
セブン&アイ・ホールディングス創業家による同社買収提案を巡り、国内大手5銀行が計画実現に向けた融資の検討を始めたことが27日、分かった。買収には総額9兆円規模が必要ともいわれ、創業家側は主力の三井住友銀行など3メガバンク以外にも協力を要請した。銀行側では巨額融資を懸念する声もあり、調整は難路となる可能性がある。 創業家側の買収提案は、セブン&アイを7兆円規模で買収する提案をしたカナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールに対抗する狙いがある。融資を検討しているのは三井住友銀のほか、メガバンクの一角である三菱UFJ銀とみずほ銀。三井住友信託銀、りそな銀も検討の初期段階にある。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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