伊藤園と全国農業協同組合連合会(JA全農)は26日、往路と復路で互いの商品を運ぶ「ラウンド輸送」を11月から始めたと発表した。取り組みを通じてトラックの使用台数が約33%減るほか、二酸化炭素(CO2)排出量も約16%減らすことができる。
JA全農側は物流子会社の全農物流(東京・千代田)が配送を担う。群馬県から新潟県に向かう往路で伊藤園の飲料を運び、復路では新潟県にある全農側の倉庫から関東域内の拠点に米などを運ぶ。
両者は新潟と関東を結ぶ便を週に3回運航しており、そのうちの1回をラウンド輸送に切り替える。今後も物流での連携を検討するとしている。
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