大塚ホールディングス傘下の大塚製薬は26日、難治性の高コレステロール血症の治療薬「ベムペド酸」について、国内で製造販売の承認を申請したと発表した。既に米国や欧州では販売されている医薬品で、大塚製薬が国内向けに臨床試験(治験)を進めてきた。既存薬の効果が不十分な場合の新たな選択肢として販売を目指す。
ベムペド酸は製薬会社の米エスペリオン・セラピューティクスが作り出した。大塚製薬は2020年、国内で治験と販売を独占的に手掛ける権利を取得していた。
難治性の高コレステロール血症は脳梗塞や動脈硬化の原因になり得る。大塚製薬は最終段階の治験を経て、有効性や安全性を確認した。
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