26日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が大幅反落した。前日終値からの下げ幅は一時700円を超えた。トランプ次期米大統領の関税強化策への警戒感から、製造業銘柄を中心に売り注文が膨らんだ。  午前終値は前日終値比519円76銭安の3万8260円38銭。東証株価指数(TOPIX)は33・94ポイント安の2681・66。  トランプ氏は自身のSNSで、中国からの輸入品に10%の追加関税を課すと発表。来年1月の大統領就任に向け、今後も関税強化の姿勢を鮮明にするとの見方が広がった。  外国為替相場が円高ドル安方向に振れたことも重荷となり、自動車や機械株など幅広い銘柄が売られた。

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