週明け25日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=154円台半ばで取引された。

 午後5時現在は前週末比19銭円高ドル安の1ドル=154円53~55銭。ユーロは76銭円高ユーロ安の1ユーロ=161円49~53銭。

 米財務長官に投資家スコット・ベセント氏が起用されるとの前週末の発表を受け、ドル安を志向するトランプ次期米大統領の通貨政策が進むとの観測が高まった。朝方に円買いドル売りの取引が優勢となったが、その後はドルを買い戻す動きもみられた。

 市場では「米国の通貨政策がどうなるかは未知数だ」(国内証券)との声もあった。

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