日本の「伝統的酒造り」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録される見通しとなった。大阪府高槻市の富田団地にある「足立農醸」は輸出向けの日本酒や、果物などを加えた「クラフトサケ」の製造を今年始めた。インバウンド(訪日外国人)をターゲットとして大阪・ミナミに飲食店も開業した。京都・伏見や兵庫・灘の陰に隠れがちながら、かつて酒どころといわれた大阪。日本の酒の魅力を世界に伝える取り組みには2025年国際博覧会(大阪・関西万博)も追い風になる。
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