キオクシアは、もとは東芝の半導体事業の会社でしたが、2018年に東芝の経営再建策の柱としてアメリカの投資ファンドなどに買収され、独立しました。
会社は4年前の2020年に東京証券取引所に上場を承認されていましたが、米中の貿易摩擦の激化で、不透明感が強まっていることなどを理由に延期していました。
改めて10月中の上場を目指したものの、半導体関連の株価がふるわないなどとしてさらに延期していました。
その後、上場の目標を12月から来年6月までとして半導体の市況などを踏まえてタイミングを探っていましたが、関係者によりますと、22日にも東証から上場の承認を得られる見通しとなり、12月中旬に上場する予定だということです。
来年からデータセンターなどの需要で市況が上向くと判断したということです。
会社は想定する時価総額を7500億円規模としていて、上場による資金調達で最先端のメモリーの生産など設備投資を進め、競争力の強化につなげられるかが焦点です。
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