【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)は1日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、主要政策金利の据え置きを決めた。パウエル議長は利下げ転換への条件とする物価安定の確信を得るには時間がかかると述べており、高金利は当面継続する公算が大きく、円安圧力につながりそうだ。6月の次回会合後に公表する金利見通しで、利下げの回数をどう示すかが次の焦点だ。  FRBによる高金利の継続により、緩和的な政策を続ける日本との金利差が意識され、円安が一段と進行する可能性がある。輸入品価格の上昇などにより、生活が一層圧迫される懸念がある。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。