コロプラは20日、2024年9月期の単独決算で関係会社株式の評価損24億円を計上したと発表した。連結決算上は消去され、既に発表した24年9月期の連結業績に影響はない。ブロックチェーンゲーム運営子会社「Brilliantcrypto(ブリリアンクリプト)」で開発などの先行費用が生じ、関係会社株の評価損として計上した。

「Brilliantcrypto」は同名のブロックチェーンゲームを運営する子会社。ゲーム内で使える独自の暗号資産(仮想通貨)を発行している。5月には国内大手取引所のコインチェックでイニシャル・エクスチェンジ・オファリング(IEO、仮想通貨を使った資金調達)を実施し、15億円を調達している。

調達した資金はゲーム内のアイテムなどの販売が進まないと売上高に計上されない仕組み。IEOに伴う費用や開発費などが先行し、24年9月期は税引き損益で赤字だった。

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