OECD本部=2022年6月、パリ(共同)

 【パリ共同】経済協力開発機構(OECD)は2日公表の経済見通しで、世界全体の2024年の実質経済成長率を3・1%と予想した。緊張が続く中東情勢など地政学的リスクは残るものの、インフレ率が「予想よりも早く鈍化している」などとし、2月の前回予測から0・2ポイント引き上げた。25年も0・2ポイント上方修正し3・2%と見込む。米国が世界経済をけん引すると指摘した。  24年の成長率を地域別に見ると、日本は0・5%と予想した。家計収入の低迷が内需を圧迫する可能性があるとし、2月の前回予測から0・5ポイント下方修正した。  24年の米国は0・5ポイント引き上げ2・6%の見通し。


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