4月の気温が全国的に高めに推移したことで夏物が好調だった

ファーストリテイリングが2日発表したカジュアル衣料品「ユニクロ」の4月の国内既存店(直営店、電子商取引含む)売上高は、前年同月比18.9%増だった。2カ月ぶりに前年同月を上回った。4月の気温が全国的に高めに推移したことを受け、夏物商品を中心に好調だった。

客数は6.8%増と2カ月ぶりに前年実績を上回った。土日に気温が高くなることが多く、週末の客数増につながった。

客単価も11.3%増と4カ月連続で前年同月比でプラスだった。機能性素材「エアリズム」のインナーや「エアリズムコットンクルーネックT」など夏物商品が好調だった。同社は「まとめ買い需要で買い上げ点数も増えている」と説明する。

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