19日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=154円台半ばで取引された。
午後5時現在は前日比03銭円高ドル安の1ドル=154円53~54銭。ユーロは43銭円安ユーロ高の1ユーロ=163円45~49銭。
加藤勝信財務相が19日の閣議後記者会見で、過度な円安に対し「極めて高い緊張感を持って注視する」と警戒感を示したことが材料視され、円買いが優勢となる場面があった。
日銀の植田和男総裁が18日の記者会見で具体的な追加利上げ時期を示唆しなかったことから、市場では「様子見姿勢もある」(外為ブローカー)との声も出ていた。
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