電子情報技術産業協会(JEITA)は19日、10月のパソコン(PC)出荷台数が前年同月比50%増の61万7000台、出荷額は53.3%増の753億円だったと発表した。台数・金額ともに4カ月連続でプラスとなった。新型コロナウイルス感染拡大を契機に導入が進んだ在宅勤務向けノートPCの買い替えが進み、法人・個人向けともに好調だった。
出荷台数の約9割を占めるノートPCが57.5%増の54万1000台、出荷額は63.4%増の660億円だった。中でも比較的小型で持ち運びに適した「モバイルノート」が好調で、出荷台数は90.1%増の30万1000台、出荷金額は2倍の375億円だった。
2025年10月に控える米マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ10」のサポート終了も買い替えを後押しした。JEITAは「今後も増加傾向が続くだろう」とみている。
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