バックミラー大手の村上開明堂は公益社団法人発明協会が主催する「令和6年度関東地方発明表彰」で発明奨励賞を受賞した。15日、新潟市内のホテルで表彰式が開かれた。自動車用ミラーを上下左右に動かすユニットの技術力が評価された。
電気自動車(EV)化を背景に静音化需要が高まるなか、ミラーを動かす際の機械音を抑えた設計や軽量化の技術が評価を受けた。受賞した「D200電動格納ユニット」は2015年から生産。トヨタ自動車のプリウスなど現在までに国内販売されている車両の約4割で採用されたほか、海外にも輸出している。
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