【ワシントン共同】米労働省が14日発表した10月の卸売物価指数は前年同月より2.4%上昇となった。伸び率は4カ月ぶりに拡大し、2.3%程度の上昇を見込んだ市場予想も上回った。サービスが3.5%上昇し、全体を押し上げた。モノは0.2%上がった。

 モノのうち食品が2.7%上がった一方、エネルギーは8.6%下落した。変動が激しい食品とエネルギーを全体から除いたコア指数は3.1%上がり、市場予想の3.0%程度を上回った。

 卸売物価指数の前月比(季節調整済み)は0.2%上昇だった。モノ全体は0.1%上がり、サービスも0.3%の上昇だった。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。