みずほフィナンシャルグループ(FG)と楽天グループ(G)は14日、提携クレジットカード「みずほ楽天カード」を来月3日から発行すると発表した。楽天カードがみずほ銀行と連携して発行する。両社の顧客基盤を活用し、利用者拡大を図る。

みずほFGは今月13日、楽天カードに15%弱出資して資本業務提携すると発表。今回のカード発行は提携具体化の第1弾となる。

みずほFGの木原正裕社長は14日の記者会見で、「デジタルに強い楽天と、対面に強いみずほが組むことでいろんなことができる」と強調。楽天Gの三木谷浩史会長兼社長は「(カードの利用で)みずほ銀行への支持も高まる」と話した。

カード利用者はみずほ銀行のATM手数料や振込手数料が無料となるほか、決済利用で1%の楽天ポイント還元などが受けられる。

「みずほ楽天カード」のパネルを持つ楽天グループの三木谷浩史会長兼社長(左)とみずほフィナンシャルグループの木原正裕社長=14日午後、東京都千代田区

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