みずほの木原正裕社長は「成長投資と株主還元の強化のバランスを取る」と話した(14日、東京都千代田区)

みずほフィナンシャルグループ(FG)は14日、16年ぶりに自社株買いを実施すると発表した。上限は1000億円で、自己株式を除く発行済み株式の1.9%にあたる。みずほは資本の蓄積を優先し、自社株買いとは距離を置いてきた。木原正裕社長は14日の記者会見で「成長投資と株主還元の強化のバランスを取っていきたい」と話した。

14日には三菱UFJFGが3000億円、三井住友FGも1500億円を上限に自社株買いを実施すると発表した。すでに24年4〜9月期決算を発表した三井住友トラストグループは300億円、りそなホールディングスも200億円を上限に実施する方針を公表している。

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