マツキヨココカラ&カンパニーが14日発表した2024年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比3%減の249億円だった。一部の連結子会社で退職金制度を確定給付型から確定拠出型に移行したのに伴い、退職給付制度の改定益6億8500万円を前年同期に特別利益に計上しており、その反動が出た。
売上高は4%増の5257億円、営業利益は微増の376億円だった。人流の回復やインバウンド(訪日外国人)の増加を追い風に化粧品や医薬品の販売が好調だった。プライベートブランド(PB)での新商品の発売も寄与した。9月末時点の国内店舗数は3488店と、3月末から24店増えた。
25年3月期通期の業績予想は据え置いた。売上高は前期比3%増の1兆500億円、純利益は微増の525億円を見込む。
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