ボイラー大手の三浦工業が13日発表した2024年4〜9月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比16%増の103億円と4〜9月期としては4期連続で過去最高を更新した。売上高にあたる売上収益は59%増の1113億円、営業利益は26%増の124億円となった。
国内事業ではランドリー機器事業が低調だったものの、舶用機器事業やボイラー事業などが好調だった。海外事業では24年3月に発表した同業の米クリーバーブルックス買収で機器販売事業やメンテナンス事業の売り上げが大幅に増加した。
通期の業績予想も修正した。売上収益は61%増の2570億円で3期連続で過去最高を更新する見通し。純利益はクリーバーブルックス買収で取得した資産や負債の算定が明らかになり次第公表する。
同日記者会見した米田剛社長は米大統領選でのトランプ氏当選が業績に与える影響について「米国の景気が良くなればボイラー事業にはプラスに働く可能性がある」と指摘した。
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